手づくりとおいしい関係

「料理」と「手芸」。なんの関係もないようで、実はどちらも「手」から生まれる日々の「しあわせ」。トントン、じゅうじゅう。チクチク、すいすい。無心で夢中なひとときは、私たちの心を自由に、暮らしを豊かに彩ってくれる「お楽しみ」。そんなふたつがひとつになったら、ワクワク指数は無限大。うれしい、楽しい、おいしい! いますぐ作ってみたくなるレシピを添えて。今回は、季節のメニューをご紹介します。

 

季節を感じる梅シロップ

五感で季節を楽しませてくれる梅仕事。「やってみたいけど、むずかしい⁉ 」って、はじめの一歩のドキドキは、「手づくり」とちょっと似ている……。大切なのは考えるより手を動かすこと! 梅仕事のその前に、まずはちくちく刺し子で準備。自然と気持ちも整います。今年こそ、「梅と刺し子のある暮らし」デビュー!してみませんか?

 

レシピ4タイトル

 

<材料>作りやすい分量

青梅 1㎏、氷砂糖 1㎏、保存ビン 3~4ℓ 容量のもの

(下準備)

保存ビンはきれいに洗った後、熱湯消毒もしくはアルコール消毒をして、よく乾かしておく。

 

<作り方>

1.青梅の黒いヘタを取り除いたら、ボウルに入れて洗い、ザルにあげる。

下準備した梅

2.ふきんを使い、1個ずつ青梅の水気をふき取る。

ふきんで梅をふき取る

3.青梅と氷砂糖を保存ビンに交互に入れ、日の当たらない冷暗所におく。

梅のビン

4.仕込んだ翌日からシロップがしっかり上がってくるまで、1日に2~3回、青梅全体に溶けたシロップがまわるように混ぜる。

完成した梅シロップ

5.10日目くらいから楽しめますが、飲みごろは2~3週間後。渋みが出てくる前に青梅を取り出し、シロップだけにして保存する。

※冷蔵庫なら1年ほど、冷暗所の場合は1~2ヵ月で飲み切るとよい。

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04_季節を感じる梅シロップ

刺し子ふきんと梅

 

(GOOD POINT)

糸で線を描くように刺しゅうする刺し子は、今から500年も前に東北で生まれたといわれる伝統技法。その歴史ある文様を、モダンな色合わせでアレンジし、現代の暮らしに寄り添うフリークロスに仕立てます。図案は印刷済みなので、はじめての手づくりにもぴったり。用の美を堪能できる、さらし木綿の豊かな風合いにも魅了されます。柄に込められた思いに心を寄せて季節を感じ使うよろこびを。

 

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